山形県鶴岡市の美味しいお米

田圃の仕事 無人ヘリ2015.07.11

今年もやってきました

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無人ヘリ ヤンマーAYH3

 

今月末から無人ヘリによる水稲の防除が始まります

防除作業の前に、試運転と安全祈願を行いました

 

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久しぶりなので、メーカーさんから教わりながらのエンジン始動

 

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すぐに勘を取り戻し、綺麗にフライトしてました

 

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たくましい腕

 

 

その後毎年お世話になっている鶴岡天満宮に移動して、安全な防除とメンバーの健康を祈祷してもらいました

お陰様で、今までは無事故無違反で防除ができています

 

 

斎地区で無人ヘリによる水稲防除が始まって、約10年になります

担い手の減少、高齢化により共同防除が始まりました

一斉に防除することで病害虫に対する効果が高くなります

 

今までは病害虫の被害が出て問題になったことはありません

今年も300haの水田の防除をすることになりました

 

 

今年も安全第一で防除を行い無事実りの秋を迎えたいと思います

 

田圃の仕事 作溝2015.07.08

今日の仕事は“作溝”

“培土”とも言います

 

畑の培土とはちょっと違う

 

水を落とし、中干しをしてある程度固くなってきた表面に機械を使って溝を切っていきます

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乗用作溝機のベストセラー!!名機 田面ライダーv3

95㎏超の私が乗ってもDAI丈夫

6年以上使っていますが、故障知らずで快調に走ってくれます

 

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我社のひとめぼれの圃場です

 

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掘った溝

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その溝を水が流れていきます

 

圃場に溝を作る事で、入水、排水がスムーズにできるようになります

少ない水量で圃場内均一に管理することができるようになります

乾かしやすくもなるので、秋の稲刈の前ギリギリまで水かけができるようにもなります

 

 

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ようやく見つけて購入した田植長

水田内の作業を行うときは、田植長と呼ばれる長靴を使用します

普通の長靴より、薄く柔らかく足にぴったりフィットして、泥の中に入っても脱げにくくなっています

以前愛用していた弘進の“ソフライト”が、売り切れになっていて手に入りませんでした

仕方なくほかの田植長を購入して使ってみたのですが、私のふくらはぎにはその長靴は小さすぎました

ひたすら足がつった状態になってしまいました

両足とも足がつって、仕事になりません

 

探していたところようやくよさそうな田植長を発見、すぐに購入しました

同じく弘進さんの製品です

 

足がつることなく作溝の仕事ができました

 

よかったよかった

 

ただ、やっぱり“ソフライト”のほうが私は好きです

弘進さんにお願い

ソフライトまた販売してほしいです

 

七夕の短冊にも書けばよかった

 

 

 

 

 

 

 

 

田圃 分施指導2015.07.03

今日はJAによる“はえぬき”の分施指導がありました

 

穂肥を与える前に、与えるタイミングとその適切な量を把握するために稲の株を抜いてきて調査します

 

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伝説の指導係長

 

 

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草丈、茎数、葉色、葉齢、そして稲の茎をカッターで割って中の様子も調べます

そして、総合的に判断して出穂の予想をします

肥料は出穂日から逆算して、タイミングを見ます

はえぬきは、出穂25日前が標準

 

春先の天候がよかったので乾土効果過去最高

葉色濃いめ

 

 

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中干しを行い色の変化を見ることも必要

 

 

 

 

 

 

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稲の穂になる“幼穂”はまだ見えませんでした

概ね、出穂の1月前と思われます

 

追肥までもう1週間

タイミングを外さないで追肥します

 

 

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社員旅行に置いてきぼりを食らった指導員

めげずに頑張って

 

 

その後は、公民館で検討会

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つまみは、稲の話と“座布団”といわれる油揚げ

ネギ、七味トウガラシ、しょう油多め

ビールが進みます

 

しょう油ビンが空になりました

 

 

 

田圃の仕事 コシヒカリ2015.07.02

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コシヒカリの圃場

 

すっきりと晴れた今日の仕事はコシヒカリに追肥

追肥といっても特別栽培の縛りがあるので窒素を含む肥料ではなく

“過リン酸石灰”

 

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我社では、コシヒカリにだけ施用しています

コシヒカリは、茎が長くなりやすいため倒伏しやすい品種です

根張を良くし、茎が固くなるので与えています

 

おかげで我社のコシヒカリは、近年品質も良く低タンパク質の美味しいお米になっています

 

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散布に使用する機械“背負動力散布機”

去年新調しました

 

以前使用していた別のメーカーさんの機械が、自分に合わなかったのか何度も故障したため初めて共立さんの機械を導入しました

デコンプ付きでエンジンの始動もしやすく使いやすい機械です

 

これから穂肥の本番なので益々活躍してくれます

 

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鴨が遊びに来てました

 

 

 

生育調査 7月1日2015.07.01

相棒の寝坊により、朝から夕方に変更して調査を行いました

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草丈を測る相棒

昨日呑みすぎました

 

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稲の隙間が見えません

順調に生育中です

 

我社のつや姫も、前回の調査から草丈9㎝の伸び茎数約2倍に増えました

概ね目標の係数を確保できたのでようやく落水、中干にはいります

 

中干とは、水管理の技術のひとつです

今までためていた水を払い、田面を乾かします

乾かすことで土が締り、秋のコンバインでの収穫作業がしやすくなります

また、空気が土の中に入り込むことで稲の根が伸長し、倒れにくくなりまた肥料吸収の効率が上がります

梅雨に入り、雨も降るので10日間ほどをめどに乾かしていきます

 

表面が締まってから作興の作業に入る予定です